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コーダ(Coda,Children of Deaf Adults)とは、ろう者の親を持つ聴者のことである。ろう者の親から聴覚障害児が産まれている割合は1割なので、ろう者の親から産まれる子供の9割はコーダとなる。 == 解説 == コーダは、産まれた時から親を通して、ろう文化との関わりを持つ。また、音声言語よりも先に視覚言語-手話を身につけることが多い。この為、コーダが手話と音声言語のバイリンガルとなる率は高い。 コーダのアイデンティティは複雑であり、社会学者による研究の対象となっている。ろう文化や手話に誇りを持ち、手話通訳者となるコーダも少なくないが、逆にろう者の親から生まれたことにコンプレックスを抱くものも、かつては多かった。こうしたコーダの中には、家庭外では一切手話を使わず、手話を捨てる者も居るとされる。NHK手話ニュースキャスターであり、手話通訳士の田中清と丸山浩路はコーダであるが、丸山は長い間自身がコーダであることを公表していなかった。こうしたことからも、コーダの置かれた複雑な状況を推察することが出来る。 一方、彼らより若い世代のコーダであるこころおとの武井誠は、自身がコーダであることを積極的にアピールし、ろう文化の紹介やろう文化と聴者の文化の融合に取り組んでいる。 自身もコーダであるポール・プレストン氏が著書『聞こえない親をもつ聞こえる子どもたち』のなかでコーダについて述べている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コーダ (聴者)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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